着付を勉強するときにたくさん出てくる、着物の用語。
普段あまり聞くことがない言葉なので、いきなりたくさん出てくると
頭が混乱してしまいますよね(^^;
今日はそんな着物をはじめるときにぜひ知っておいてほしい
基本的な用語を解説したいと思います!
着物の用語~着付小物編~
・肌襦袢(はだじゅばん)…一番下に着る肌着のこと。
・裾よけ(すそよけ)…一番下に着る腰から足首までの肌着。
肌襦袢と一体になったものもある。
・長襦袢(ながじゅばん)…肌襦袢と着物の間に着るもの。
・帯枕(おびまくら)…袋帯や名古屋帯を締めるときに使うもの。帯を支える役目をする。
・帯板(おびいた)…一枚の板状になっているもの。
着物と帯の間や帯を一巻きした上に挟んで着姿を綺麗に見せる。
・衿芯(えりしん)…半衿の内側に入れる芯のこと。衿元を綺麗に見せる。
・半衿(はんえり)…長襦袢の衿部分に縫い付ける布のこと。
・帯揚げ(おびあげ)…帯の上から見えている布のこと。帯枕を隠しながら着姿を飾るもの。
・帯締め(おびじめ)…帯の中心に結ばれているひものこと。帯を固定するために使う。
着物の用語~着物の部位編~
・背中心(せちゅうしん)…着物の後ろ部分の中心に入っている縫い目のこと。
・衽(おくみ)…前部分を背中心に合わせた時、背中心から反対側に向かって余る部分。
・衽線(おくみせん)…衽と前身頃を繋ぐ縫い目のこと。
・上前(うわまえ)…着物を着た時左手側に来る部分のこと。
・下前(したまえ)…着物を着た時右手側に来る部分のこと。
・袂(たもと)…袖の下の袋状になっている部分。
・身八つ口(みやつぐち)…着物の脇の胸からみぞおちあたりまで開いている部分。
・八掛(はっかけ)…裾部分につける着物の裏地のこと。
・裄(ゆき)…背中心から袖口までの長さのこと。
まとめ
今回は、着物を着るときに知っておきたい用語について説明しました。
普段あまり使わない言葉や漢字がたくさんあるので
はじめのうちはどうだったっけ?となってしまいがちですが、
慣れてくると自然と頭に入ってくると思います。
難しく考えず、着物ライフを楽しみましょうー!
それではまた!